2018年06月27日

OPEC減産緩和合意したのに原油価格が上がった理由とアメリカに翻弄される原油市場

6月22日から開催されていたOPEC総会で、OPEC加盟国と非加盟国どちらも減産緩和で合意しました。

 

で、減産緩和(=増産)だったので、市場に流通する原油が増えることによって原油価格も下がるのかなーとこちらで予想していたのですが、

 

全然下がらない!!

ってか、むしろちょっと上がった!!

 

俺が知りたいわ!ってことで、なんで下がらなかったのかなーと思って色々調べてみるとわかった事が2つ

 

#1.目標よりも減産しすぎてた

 

2017年の調整減産が目標120万バレル/日量だったのに対して、実際は180万バレル/日量と目標よりも大幅に減産してしまった様々な要因があり、詳しくは↓

 

つまり、増産して市場への供給量を増やすっていうよりは、最初の目標値まで減産幅を戻すっていう表現の方が正しいわけです。

なので、100万バレル増産する予定だったのが実際は60万バレルくらいしか増産幅はありません。しかも今回の増産に関しては具体的にどこの国がどれくらいという振り分けがないため、その60万バレルというのもどこまで正確な数値になるのか不透明のままです。

 

そういった観点から市場関係者は

 

今回の減産合意は限定的で原油価格に大きな影響を及ぼすほどでない

 

という結論至ったため原油が下がりませんでした。というのがまず1点。

 

もうひとつは

 

#2.アメリカによるイラン産原油の輸入停止要求

 

以前のブログで

 

アメリカがイランに経済制裁をする理由を挙げましたが、ここにきて本格的にトランプ大統領自らが各国に対して

 

11月4日までにイラン産原油の輸入完全停止しろ!

 

と要求してきました。※もちろんその中に日本も含まれています。

 

現在、日本が輸入している原油のうち5%がイラン産の原油で、日本政府としてはアメリカに対して例外措置をとってもらう方針のようですが、アメリカ側は譲歩しない態度を示していて協議が難航する事が予想されています。

 

イラン産原油と言えば、弊社が掲げている出光興産はイランとは切っても切れない関係ですからね。

それは

 

で書いてるので、読んでいただければと思います。

 

まぁそんなアメリカからの圧力もあり、世界的に原油の需給量が逼迫すると考えたため、すぐに原油価格が上がりましたね。

 

なので、これが原油価格があがった理由です。

 

イラン産原油の輸入停止の期限が11月4日までですからね。

それまでに日本政府がどういった交渉を行うのか、もし輸入停止するならその5%はどこから輸入するのか?

そこは注視していく必要があると思います。

 

 

最後に

梅雨入りが例年に比べて早かったせいか、梅雨明けも例年より早くなりそうですね!!

そして梅雨が明ければ夏!行楽シーズン到来!!

そんな行楽シーズンを少しでも楽しくトラブルなく過ごすためにもこちらを読んでいただいて

 

少しでも快適な行楽シーズンを過ごしていただけたらと思います!

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