2016年02月03日

原油って何??日本の生産量と輸入先、精製方法について

やれ原油価格が上がった、下がったと連日新聞が賑やかですが、そもそも原油ってなんなの?なんでこんなに注目されるの?って疑問に思ったことないですか?

原油がバーーンって上がったり、ドーーンって下がると各経済紙の一面が原油!原油!原油!って騒ぎ立てるくせに、

 

魚が不漁とかで価格がドゥーーンてあがっても漁獲量減少!!とは書くけど、細かい価格までは書かないでしょ。

野菜だってそう。

不作だーっていうと価格が高騰して

豊作だ―っていうと廃棄したりして市場価格を意図的に安定させるでしょ。
※これに関しては、なんか国とか地方自治体として海外に無償提供とかできないのかね。
⇒あれか、現地に到着する時にはすでに腐ったりしてて無理なのか、、、。

 

まぁこんな社会問題をバッサバッサ斬っていくようなブログでもないので、本題に戻りますが原油ってなに?っていうのを順を追って説明したいと思います。

原油とは

原油(げんゆ)は油田から採掘したままの状態で、精製されていない石油をいう。

採掘後、ガス、水分、異物などを大まかに除去したものが原油である。黒くて粘り気のある液体であり、様々な分子量の炭化水素の混合物が主成分である。他に硫黄、酸素、窒素を含む化合物を少量含む。組成は炭素が83-87%、水素が11-14%、硫黄が5%以下、その他の元素は2%以下である。比重は0.8-0.98。

wikipediaより抜粋

 

っていう事らしいです。

 

日本国内で採掘されている原油の割合

 

現在、日本の原油はほとんどが輸入されています。”ほとんど”って書いたのは、正確にいうと全てではないからです。

じゃあそれがどれくらいの割合かを口約束でいうと「行けたらいく」くらいの割合です。

八橋油田(やばせゆでん)(秋田県)

やばせ油田

秋田平野を流れる雄物川流域一帯では、大正時代から油やガスの探鉱が行われており、当社は設立と同時に八橋油田を引き継ぎ、探鉱・開発技術の向上を図りながら開発を進めてきました。昭和30年前後には年間25万kl超の原油を生産する大油田となりました。561万klの累計生産量を誇る日本最大の油田です。最盛期を過ぎた現在でも日本最大級の油田であり、秋田の市街地で日々ポンピングによる生産を行っています。

参照:国際石油開発帝石株式会社HP

で、その正確な割合はというと、、、、

 

 

 

0.3%

 

 

少なっ!!
松岡

 

だったら、最初っから「行けない」って言ってくれたほうがヨカッタわー

 

 

まぁ、それくらい少ない割合しか採掘できていないんですよね、国内では。
ちなみに0.3%だと国内一日分の消費量にしかなりません。

 

 

原油の輸入先

 

じゃあ、その残りの99.7%をどこから輸入しているのかっていうと

原油輸入国
出典:帝国書院

みなさん知っての通り、中東やロシアなんですね。

01b

日本がサッカーワールドカップ予選で戦う際に「中東の笛」とか言われて結構不利な判定されちゃう相手達ですね。

 

もちろんご存じだとは思いますが、ドーハの悲劇が起きたのはカタールです。
ドーハの悲劇

 

で、産油国にタンカーで行って積んで日本に戻ってくるわけです。

そして「産油国、タンカー」といえば

 

 

日章丸事件

 

 

端的に書くと、

 

宗主国であったイギリスに対して石油国有化を表明したイランはイギリス海軍によってペルシャ湾を封鎖され、窮地に陥っていた。それに対して出光興産創業者、出光佐三店主は英国資本による搾取の歴史と経済封鎖の実状を知るにつけ、むしろ大義はイラン側にあると判断し自社のタンカー(日章丸)を派遣し、イランを窮地から救った。

 

っていう事件です。

 

そんな豪快な佐三店主については以前書いたコチラで、日章丸事件について詳しく知りたい方はココをクリックしてwikiを読むか、別の人のブログだけどを読むとよくわかると思います。

 

 

 

ちなみに日章丸が通過したホルムズ海峡ってここです。
ホルムズ

 

個人的な話なら

 

イランといえば、

アリ・ダエイ
アリ・ダエイ

調べたら、すごい親日家で今は”ダエイ”っていうスポーツ用品店を経営してるみたいです。
※しかもダエイはイラン代表のユニフォームを手掛けてるスポーツブランドみたいです。

 

原油の精製

さてタンカーに積んだ原油を製油所に荷卸しします。

でもね、さすがにあのデカいタンカーを岸壁につけるわけにはいかないんですよ。停泊して荷下し中に波を横から食らって岸壁にドーンってぶつかってオイルが海にドバーッと流出したら最悪だしね。

1275414_107参照:mixi

そこで登場するのが

シーバース(Sea berth

シーバース

原油やLNGなどの危険物を、船舶を陸上港に直接停泊することなく、積荷を安全に搬出入するために海上に設けられた桟橋。「原油(LNG)受入基地」とも呼ばれる。

だから沖合でタンカーが停泊しててもサボってるわけではないんですね。

営業車がコンビニにずーっと駐車してるのとはワケが違います。

 

最後に

今回は原油がどれだけ日本で採掘されているのか、輸入している原油の割合だったり、日章丸事件だったり脱線&脱線な内容でしたが、いかがでしたか?

 

今回は積んできた原油をシーバースで荷卸しする所まででした。

 

次回は、荷卸しした原油がどういった工程を経てみなさんのお近くのガソリンスタンドに納入されのかを書いていけたらいいと思ってます。
⇒書いてみました。この話の続きです

 

花粉も飛び始めました。寒い日も続くようですので体調管理にはくれぐれもお気をつけて、
店頭で皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

お辞儀

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今関商会

今関商会

創業68年を迎える今関商会の三代目。 大学卒業後、出光興産(株)の東海支店にてガソリンスタンドの現場から販売促進課、工業用潤滑油課、販売店担当などを経て退社。 2013年より、実家である(株)今関商会に入社。 現場に立ったり、ブログ、Facebook、instagramの更新等も行っています。

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