2016年07月22日

【ミラーレス解禁】ミラーレス自動車のメリット・デメリット、各メーカーのデザインとガルウイングの市民権について

ミラーレス自動車が解禁になったよ!!

ついに2016年6月18日から日本でミラーレスの自動車で公道を走ることが合法化となりました。

 

 

ついに!!とか書いたけど、誰が待ち望んでいたのかは謎です。

 

 

で、公道での走行が合法化って書いてありますが詳しく書くと

 

6月18日に国土交通省は、道路運送車両の保安基準を一部改正しました。ミラーレス車の解禁に伴い、「カメラモニタリングシステム」の基準を整備していきます。国際基準としてバックミラーに代わり、「カメラモニタリングシステム」が採用されることになります。そのため国内の基準も改正されるようです。こうした基準が整備されることで、国際基準に対応した電子ミラーやモニタリングシステムを搭載したミラーレス車を開発することができるようになります。保安基準においては、関節視界の協定規則に定められる範囲が新しく定められるようです。
なお適用される期間は新型車が2019年6月18日で、継続生産車は2021年6月18日となっているようです。http://car-moby.jp/54141より抜粋

 

もう一回書こうか?

 

新型車が2019年6月18日で、継続生産車は2021年6月18日

 

随分先だな~っていうのが感想です。あとこれが適用されるのは、乗用車・バス・トラックなどの四輪自動車でバイクなどの二輪自動車は適用外となっています。

 

 

あたりめーだろ。

 

 

車と違って死角が存在しない(ヘルメットによって見えにくいとかはあるかもしれないが)バイクにわざわざミラーレスにする必要ないでしょ!ってか、画面みるより直接見たほうがわかるわ!!って話です。

 

じゃあミラーレスにすることでのメリット・デメリットってなんなの?っていうと

メリット

視野の拡大

これまでのミラーでは死角が存在したり、夜間での車外状況が見えにくい事もありましたが、カメラの感度を調整することで解決することができます。

接触防止に繋がる

ドアミラーがなくなり、車幅が短くなることで狭い道での走行が容易になります。
まぁそんな道滅多にないし、狭い道走るならドライビングテクニックを磨け!と思っちゃうけどね。

空気抵抗の削減・風切音の減少

もうこれはそのまんま。今まで出っ張っていたミラーがなくなるわけですから、そりゃ空気抵抗がなくなります。なので前進する際の抵抗がなくなるわけなので微量でしょうが燃費も改善されます。で、もちろん風切音も減少します。

軽量化=燃費向上

ミラーの重量が削減されるので、車体の軽量化⇒燃費改善につながります。
でも、そんないうほど燃費って改善されないと思うし、ECOドライブができるようになったほうがよっぽど燃費改善できると思うわ。

 

デメリット

タイムラグ

やはり直接目で確認するのではなくモニターを見て確認するため、若干のタイムラグが発生します。で、そのコンマ数秒のタイムラグが事故になる・ならないを左右する場合だって十分にあり得ます。

機械トラブル

もしも走行中に故障が発生したら、一瞬で役立たずになります。で、その役割を代替できるパーツがないわけですから路肩に停車してJAFなどのサービスに連絡して修理工場まで牽引してもらう必要があります。こればっかりはデジタルなので仕方ないでしょうが、事故った場合は”仕方ない”では済む話ではなくなります。

眼精疲労

まずモニターを見ているという時点で無意識のうちに目は疲れます。パソコンやスマホの画面を眺めているのと同じですからね。しかもそれが夜間で暗い車内にモニターなどで確認する場合は消灯した状態の寝室でスマホをいじっているのと変わりないわけですから、目への負担増になります。

高価格

高機能なカメラやディスプレイを使用するので、販売価格は高くなってしまう傾向があります。また故障した際も高機能であるがゆえに修理費もかさんできます。そして、その技術がディーラー以外の修理工場などに技術提供される時期は遅れてしまうと思うのでディーラーで修理しなければいけない。つまりディーラー側の言いなりの価格で購入せざる負えない状況になってしまうという事です。

 

公式発表されている車種

すでにいくつかの車メーカーはミラーレス車の開発・製品化ができているようです。

BMW i8 Mirrorless Concept

BMWi8ミラーレスBMWi8カメラ

率直に思うのは、

 

 

「ミラーレスなんだけど、カメラ付くんですね(結局出っ張ってるじゃん!)」

 

 

ってトコかな。

 

 

あとガソリンスタンドあるあるでいうと、ミラーっていうかカメラたためないと洗車機通す時にサイドミラー避けるボタン押さなきゃいけないし、結果そこをブラシがスルーしていくので洗われない面が出てきてしまう。で、結果ミラー周辺を直接洗わなきゃいけなくなっちゃうんですよね。なので、スゲー面倒です。

 

で、これがどんな感じでバックミラーに映るかというと

 

BMWi8backmonitor

 

これ、本当に本物の画像なのか?っていうくらいバックモニターとサイドモニターの遠近感がグチャグチャですね。

 

これって調整できたりすんの?

 

って思って調べたら

 

ミラーレスの基準は、2015年11月に国連で定められたミラーレス車における国際基準に従った形で、運転手の安全性視界の確保が重視されています。

具体的に、画質表示範囲、さらに倍率などを統一した上で現在のミラーの配置箇所にモニターを設置することが決定されています。

 

倍率を統一って事は、このバックミラーと同じようになるって事だよね?

 

 

こんなんだったら、駐車する時に今まで以上に時間かかって仕方ない気がするわ。(未だにバックモニター搭載でもそれを使わずに駐車していますが)。

 

 

レクサスLF-FC

レクサスLF-FC

この車種はミラーレスと同時にMIRAIと同じ燃料電池車となっています。ガソリンスタンドの敵だね!

 

デザインを見た感じ、BMWi8みたいな突起物は確認できないので綺麗な流線型を描いています。ただデザインですからね、こっから色々変更があるでしょうから市場にでてくるまでは何とも言えませんね。

 

MAZDA RX-Vision

MAZDAmirrorlessRX-Vision

うん、MAZDAっぽい。でもやっぱり出っ張ってるのが気になるわ―。車のフォルムとしては個人的に好きです。

 

日産 Gripz Concept

日産 nissan-gripz-concept

なんだろ、車高が高そうだなぁっていう第一印象です。あとね、トランスフォームしそう。

調べたら、フェアレディZの後継モデルとされているようがどこを後継しているのかは謎です。でも個人的には嫌いじゃない。

テスラ モデルX

テスラモデルX ミラーレステスラモデルX ガルウイング ミラーレス

これも突起物があまり見当たらないパターンですね。ってか、それよりなんでガルウイング仕様なの!?って思います。調べたら2012年にはすでに開発・製品化されていたようですがアメリカの公道においてミラーレス車の走行が法律で認められず無理だったみたいです。(現在もアメリカの公道ではミラーレス車の走行は禁止されています。)

 

で、2012年のデータだから最新はどうなんてんだろ?って思って公式ページを確認したら

 

テスラモデルXサイドミラー

やっぱガルウイング!!

 

 

ってか、

 

 

サイドミラー復活してるぅ!!!!

 

 

もう今回の記事に関係なくなっちゃったのでスルーです。

 

ポルシェ

ポルシェミラーレス

 

 

なんかカッコいいじゃん!!と思ったのもつかの間

 

 

ポルシェミラーレスカメラ

 

なんでカメラがこんな寄生獣っぽいデザインなの?

 

寄生獣

 

 

これ90度回転させたら

ポルシェミラーレスカメラミギー

ほぼ一致!!

 

もうミギー以外の何者にも見えなくなってしまったのでポルシェは終了です。

 

VW XL1

VWミラーレスVWXL1ミラーレス

これも突起物が無い感じしますね。色々ミラーレスの画像を確認しましたが、ミラーの代替品としてのカメラでなくて、ちゃんと主張しない程度に隠れているデザインのほうが個人的に好みです。でも、これは言いたい。

 

後輪タイヤどーした!?

あと、ミラーレス=ガルウイングになる傾向なの?

 

 

あー、言いたいこと全部言ったわと思ったら

 

 

VWXL1モニター

http://wonderdriving.com/より出典

なんで、そこに!!

 

VWミラーレス

http://wonderdriving.com/より出典

逆も!!

 

ミラーレスにした意味あんのか、これ??

結果的に右も左も確認しなきゃいけないからミラーとほぼ変わらないじゃん!!!あと助手席(写真は左ハンドルなので)に人がいたら見難くてしょうがないでしょ!で荷物をたくさん積んだときに助手席が潰す時があるけど、もうそんな時は利用不可能ですよ。スゲーなんかこれじゃない感がすごい。

 

で、もうツッコむトコないだろって思ってたら

 

VWXL1手動

http://wonderdriving.com/より出典

パワーウインドじゃなくて手動!!

もうなんかとにかくスゴイね、斜め上すぎじゃないVWって感じです。

 

メルセデスベンツ Vision Tokyo

ベンツミラーレス

なんだ、このクソださいの。なんかノッペリしてるし、ライトもボヤァっとしてるし。どうせならホイールのでデザインもベンツのロゴっぽくすればいいのに。

メルセデスベンツ ロゴ

 

で、やっぱりこれも

 

メルセデスベンツVision Tokyo ガルウイング

 

ガルウイング!!

 

ねぇ、いつのまにガルウイングはこんなに市民権を得たの??

 

今回のミラーレス自動車のガルウイングの割合が7台中3台って割合が高すぎるだろ!!

 

ただでさえ日本は道とか駐車場は狭いし、高さもなくて横の車との距離もそんなにないのに。せっかくミラーレスにして車幅を短くしたので狭い道が走れます!とかメリットで書いたのに降車する際にガルウイングでドアがウィーーンって広がっちゃったら意味ねぇじゃん!!

 

 

馬鹿か!!

 

 

最後に

車が”ミラーレスになる”という事に関しては、便利になるんだろうなーという至極当然な意見しかありませんが、やはりその”便利さ”を運転手側は履き違えちゃいけないし、どれだけ便利になろうとも、”運転”という行為に対して胡坐を欠いちゃダメでしょと個人的には思います。

ミラーレスだけじゃなくて色んな分野が技術革新によって便利になっていくけど、それに相応して人間自体は利口になっているのか?という疑問もあります。

 

常に技術を扱う側にいたいと思いますし、技術に振り回される側には絶対になりたくないと思います。

 

そんな弊社のガソリンスタンドには腕に自信のある国家資格整備士の資格をもったスタッフが常駐しております。もちろん技術だけでなく機器も揃っております。もし何か車の不安やトラブルなどございましたら最寄りのガソリンスタンドにお立ち寄り戴いて、無料点検をお申し付け頂ければと思います。

今関商会所長

 

また、この暑い時期ではオーバーヒートやバッテリー上がりなど緊急を要するお電話をいただく機会が増えております。トラブルに巻き込まれてからではなく、トラブルを未然に防ぐという意味でも弊社ガソリンスタンドの無料点検を活用していただければと思います。

 

バッテリー・オイル交換

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今関商会

1952年創業の今関商会の三代目。 大学卒業後、出光興産(株)の東海支店にてガソリンスタンドの現場から販売促進課、工業用潤滑油課、販売店担当などを経て退社。 2013年より、実家である(株)今関商会に入社。 趣味はNFL鑑賞と筋トレ 2児の父でもあります。 会社ではSS現場やブログ、Facebook、instagram等、SNSの更新も行っています。

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