【プラモデル初心者から上級者まで】長谷川迷人おすすめ塗装筆 ~インターロン~
インターロンって何?
今回紹介するのはインターロンという筆ですが、もともとは画筆(絵画のための筆)であって、プラモデル専用というわけではありません。
そのためプラモデルショップではあまり販売しておらず、世界堂などの文具や画材を扱っているお店にしか置かれていませんでした。
それでもプラモデルの塗装に使用しているのは絵画の専門だった長谷川マスターが惚れ込んだ4つのポイントがあるからです。
その1.業界初インターロックされたナイロン筆
何と言ってもこのインターロック(=形状記憶)加工が施された初のナイロン筆というのがインターロンの特徴です。
⇨ Interlocked nylon brush
⇨ インターロックされたナイロン筆
⇨ インターロン
というように、インターロンというネーミングもここからきています。
そんなインターロンの筆は形状記憶加工のおかげで使用しているうちに筆の穂先が外側に広がってしまっていても熱めのお湯に浸けることで元に戻ります。
その結果、これまでの画筆と比べると耐久性が高く、筆の管理が比較的に簡単になったということがインターロンの特徴の一つと言えます。
その2.しなやかで、塗料の含みが良い
これは画筆というか全ての筆にとって最も大事なポイントで、硬すぎず柔らかすぎず、そして塗料の含みがいいので塗装中に液切れしにくいのが特徴です。
これは3種類の太さの異なるナイロン毛に加えて、獣毛のようにヒダ状の凹凸(=キューティクル)を施したウォータースポットと呼ばれるナイロン毛を混合することで塗料の含みを良くする加工がされているからです。
その3.ユーザー目線の細かい気配り
従来の筆と違い、穂先がアナグマの原毛を模してあるため白くなっています。そのため絵具の量や色味が分かりやすくなっています。
また口金とハンドル部分に黒のツヤ消しタイプを採用することで筆による光の反射を意図的に抑える気配りがされています。
長谷川マスター選定の3シリーズ
その1.ベーシックセット
スクリプト(面相筆) 417#3/0
丸筆 1026#0
平筆 1027#2
の3本セットになっています。
その名の通り、何から買っていいかわからない!!という方向けのためベーシックセットというネーミングになっています。
スクリプト(面相筆)
穂先が長く、絵具の含みが良いため長い曲線を描くことも可能です。細かい部分を塗るときに最適で、最後の仕上げなどによく使われます。またプラモデルの場合は面送筆の名の通り、キャラクターの顔を塗る際などに大活躍します。
丸筆
穂先の形状に方向性が無いため、思うがまま生き生きとした塗装ができます。線描や細部での作業もストロークの強弱で太い線も細い線も自在に描くことが可能です。
平筆
面塗りや線描に便利です。平らな面は塗り込み、エッジを生かして線描にも使用することができます。
そんな3本がセットになっているのが、このベーシックセットです。
長谷川迷人セレクト インターロン ベーシックセット https://www.amazon.co.jp/dp/B077JMFWF5/ref=cm_sw_r_other_apa_i_lDMNEbJRXF33F
その2.丸筆ベーシックセット
丸筆1026#2
丸筆1026#4
丸筆1026#6
長谷川迷人セレクト プラモデル塗装向けインターロン 丸筆ベーシックセット(1026#2、丸筆:1026#4、丸筆:1026#6) https://www.amazon.co.jp/dp/B07JL9FZL7/ref=cm_sw_r_other_apa_i_gU6NEbA68HAFK
その3.平筆ベーシックセット
平筆1027#4
平筆1027#8
平筆1027#10
長谷川迷人セレクト プラモデル塗装向けインターロン 平筆ベーシックセット(1027#4、平筆:1027#8、平筆:1027#10) https://www.amazon.co.jp/dp/B07JW1TDNT/ref=cm_sw_r_other_apa_i_EU6NEbNNHBECP
最後に
今回紹介させていただいたインターロンですが、冒頭にも書いたように画材屋さんで取り扱われていることが多く、長谷川迷人が地方のイベントに行った際に「地元の画材店では手に入らない」「あったとしても買い占める人がいて、すぐに無くなってしまう」といった多くの要望をいただいておりました。
その中で弊社として少しでも良い商品を多くの人の手に届けば良いなという気持ちでECサイト(amazon)での販売を始めたのが始まりです。
また筆だけではなく、プラモデルを仕上げるうえで必要な研磨材も販売しておりますので、こちらもぜひ試していただければと思います。
皆様のプラモデル制作に微力ながらもお力添えができれば幸いと考えています。
また弊社は横浜にてタミヤプラモデルファクトリー トレッサ横浜店も運営しておりますのでお近くにお越しの際にお立ち寄りいただければと思います。
またこちらにはインターロンの筆のメンテナンスなどに関して長谷川迷人が説明してくれています。
今関商会
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