パク倫ピック
2020年東京でオリンピックが開かれます。
2013年9月7日にIOC(国際オリンピック委員会)のロゲ会長が「トウキョウ」って言ったあの日から約2年が経とうとしています。
でも、あの時のこんな感じの
っていう感じの盛り上がりではない違った意味で今、オリンピックが盛り上がって燃え上がってますね。
新国立競技場の計画が白紙化されて結局未だにデザインすら決まってないわ、そのエンブレムのデザインで盗作疑惑(ってか、どーみても盗作だろ)が浮上するわで、これではあたかも日本までもが近隣諸外国と同様”パクリ”を国を挙げて容認するような国だと勘違いされてもおかしくない最悪の状況に陥っています。
出典:http://dougaz.com/147097/
まぁ選考段階で胡散臭さ満点ですが、、
出典:http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5924.html
これじゃあ
お・も・て・な・し
ろ・く・で・な・し
ですね。
逆に内輪で色々やってたことが表沙汰になっちゃって、万が一これが再考って事になったら、これまで蚊帳の外に追いやられていた有名無名のデザイナーさんにチャンスが回ってくる可能性が出てくるので、それは良いことなのかもしれません。
個人的に好きなのは、
スペイン在住の日本人デザイナーのかんかんさん(@vivakankan)がtwitterにUPしていた
引用:かんかん(@vivakankan)さん
だとか
フリーランスのデザイナー梅野隆児(@umegrafix)さんがtwitterにUPしていた
引用:梅野隆児(@umegrafix)さん
です。
あと他の問題として年々高騰していく会場設営費に嫌気がさして、2024年の夏季オリンピック会場として立候補していたボストンが辞退表明しちゃったりと内外で色々と問題が噴出しているオリンピックです。
※代わりにロサンゼルスが立候補したようですが
それより、なにより昔ほどオリンピックが盛り上がっていない気がするのは私だけなんですかね?
カール・ルイスだとかブブカとかカレリンとか、そのスポーツを知らなくても知ってる選手はいたけど、今はっきり言って知ってるのウサイン・ボルトくらいですし。※日本人は別として
カール・ルイス
セルゲイ・ブブカ
出典:http://kazokukaigi.com/wp/2449/
アレキサンダー・カレリン
出典:http://www.boutreview.com/total/wrestling/column/yokomori/1/singlet.jpg
やっぱ単体スポーツによる世界規模の大会が様々なメディアを通じて見ることができるようになってる今、スポーツの祭典といわれているオリンピック自体の存在意義も変わってきているのかもしれませんね。
もうこの際、オリンピックを”発展途上国の一時的な経済的カンフル剤”として開催するほうが意味がある気もします。しかし一方で国際オリンピック委員会が推進している“オリンピック・レガシー”がネガティブに働いてしまうこともあるので難しいかもしれませんが、、、。
オリンピック・レガシーとは
国際オリンピック委員会が推進する
オリンピック競技大会のよい遺産(レガシー)を、開催都市ならびに開催国に残すこと
という目的を指します。以下5つがその遺産(レガシー)です。
#1. スポーツ ⇒ スポーツ施設の整備、スポーツ参加の向上
#2. 社会 ⇒ 文化・教育・民族・歴史認識の向上、官民の協働
#3. 環境 ⇒ 環境都市への再生、新エネルギーの導入
#4. 都市 ⇒ 都市開発、インフラ整備
#5. 経済 ⇒ 雇用創出、経済の活性、観光客の増加
引用:SASAKAWA SPORTS FOUNDATIONより
なので、前回の東京オリンピックにおける新幹線の開通や高速道路の建設などがこれに当てはまります。
出典:http://captain-boss.blogspot.jp/2013/09/blog-post_9.html
出典:http://www.asahi.com/special/2020hostcity/photo/gorin_fullscreen.html
ただ、このレガシーがネガティブに働くと近年開かれたアテネ五輪や北京五輪の会場のようになってしまう可能性もあるので一概に言えないんですけどね。
アテネオリンピックで使用されたスタジアム
出典:http://blog.livedoor.jp/drazuli/archives/7450732.html
北京オリンピックで使用された会場 ※ゲートに書いてある”FINISH”が色んな意味で深い
出典:http://blog.livedoor.jp/tagmog-koiinews/archives/13460332.html
戦後の高度経済成長の真っただ中で開催された1964年の東京オリンピックはある意味、戦後焼け野原だった日本の復活を象徴する大々的なイベントであり、それは日本は世界有数の経済大国に変貌していくキッカケだったわけです。
それから約半世紀経って開かれる2020年の東京オリンピックは前回とは全く意味合いが違います。私はこれを機に海外に対して”本当の日本”を知ってもらう良い機会であり、一部で乱立されている”間違った日本”を払拭する機会だと思っています。
そういった気持ちもあってかこの機会を最大限生かすためにエンブレムは再考してもらいたいですし、また現在検討されている新国立競技場が今後の日本にとって負の遺産にならないようにしてほしいですね。
※オリンピック後は民間に委託するみたいな話もあるみたいですが、それは責任放棄ってやつな気がします。
あと遺産って聞くと小学生のころ、友達の家でやってたけど難しすぎて断念したコイツを思い出します。
出典:http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/2480.html
今ならクリアできるのかな??
あ”-本当はパロディとかパクリとかの境界線はどこかって事を書こうと思ったんですけど、書いてたらオリンピック熱が出てきてこんなんになっちゃったんで、「パクリとパロディとか」についての話はまた今度書きます。
それでは、また
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