2022年09月08日

自動車や自転車のタイヤ交換時に耐熱バブルコアへの切り替えオススメ

こんな人にオススメの内容

2つ以上当てはまったら、是非読んでください!!

  1. できるだけ安く給油したい
  2. 燃費改善に興味がある
  3. 自分で空気圧点検するのは面倒臭い
  4. 前回の空気圧点検は1ヶ月以上前だ
  5. できるだけ同じタイヤを大事に乗りたい
  6. 空気圧点検の適切な時間を知らない

バルブコアってなに?

バルブコアって言われてもピンっとこない人がほとんどだと思います。

私自身もバブルコアって言われた時は「なにそれ?」って感じでした。

多分、「ムシ」って名前の方が聞いたことあるかと思います。逆に意味わからなくなった方はスルーしてください。

百聞は一見にしかず!ということでバルブコア aka ムシをお見せします。

これです。

はい、ほとんどの人がポカーンとしたと思います。完全に置いてけぼりをくらった感じだと思います。

でも多分、この画像でわかるはず

そう、タイヤのココです。

正確にいうと、このゴムカバーがされている中の部分です。

ココに装着されているのがエアバルブであり、その中のパーツの一つがバルブコアです。

 

タイヤの空気漏れ原因第2位はエアバルブ

ちなみに1位はタイヤからの自然な空気漏れなんですが…これはゴムは空気を通すものなので特に説明も必要ないかと思います。

2位は書いたように、エアバルブからの空気漏れが原因です。

エアバルブ自体はゴムでできているため、経年劣化が発生します。

また衝撃によって運悪く突起しているエアバルブが裂けてしまったりして、そこから空気漏れが発生してしまうことがあります。

 

ゴムバルブ自体に問題がないのに空気が抜けてしまう場合はゴムバルブ内のバルブコアの弁が壊れてしまったか、本当に小さなゴミが弁に挟まり閉まり切らないために、そこから空気漏れが発生したりします。

 

ノーマルより耐熱の方が良い3つの理由

1.寒暖差に強く、空気圧を安定させる

日本は夏より冬の方が寒暖差が大きくなります。体感ですら、それを顕著に感じる中でタイヤは高速で回転したり止まったりを繰り返すことでタイヤ内の空気圧は熱膨張と縮小を繰り返します。

そのため、私達よりも常に寒暖差にさらされていると考えていいでしょう。空気は100℃以上にもちろんなるので寒暖差のレベルも段違いです。

そんな中でノーマルと耐熱では対応できる温度の幅が変わります。

ノーマルのバルブコアは −20℃  〜 100℃(120℃の寒暖差に対応)
耐熱バルブコアは ー40℃  〜 140℃(180℃の寒暖差に対応)

その差は一目瞭然です。

なので自動車はもちろんですが、その中でも特に高速道路を多用する社用車などの場合は耐熱バルブコアの方が良いと思います。

そうすることでバルブコアが壊れる可能性を低くし、空気漏れを発生させる可能性を下げることで空気圧を安定させることができます。

自動車は空気圧が適切でないと(不足でも過多でも)問題が発生します。

空気圧不足だと偏摩耗が発生しタイヤが短命になったり、パンクやバーストする可能性も上がります。それだけでなくアクセルを踏み込む機会が増えるので結果燃費が悪くなります。
※空気圧不足の自転車を漕ぐ時に漕ぎにくいし、進まないので余計に力が必要になるのと同じ

そのため耐熱バルブに切り替えて空気圧を適切に保つというのは自身の事故を防ぐだけでなく、それ以外にも多くの費用対効果をもたらしてくれます。

 

2.耐腐食性に優れ、経年劣化しにくい

基本的にタイヤ交換される際に同時に交換されるゴムバルブですが、一部の金属バルブのユーザーさんはゴムバルブではなく金属バルブをそのまま再利用してほしいと言われることがあります。

これは個人のこだわりですし、キャップとかもゴムでなく金属!っていう方もいるので別に気にしませんが、その内部のつまり、バルブコアに関しては交換した方が良いと考えます。

基本的にバルブコアの耐用年数は2年くらいと言われています。タイヤ交換時に同時交換するのが一般的ではありますが、タイヤ自体が安い買い物ではないのでそんな頻繁にタイヤ交換しない、できれば少しでも長く履きたいというのが本音だと思います。

すると結果ゴムバルブ自体も交換されず、そのままになります。

その結果、タイヤは新品なのにバルブ内はベテランみたいなアンバランスなことになり、破損したり経年劣化する可能性が高くなります。そして空気圧が適切でない場合だと先ほども書いたように余計な摩耗が発生しタイヤが短命になってしまうので折角新しいタイヤにしたのに…ってことが起こってしまいます。


この赤い部分はゴム、他が金属でできているので劣化や腐食は経年劣化がどうしても進行するので心配な場合はバルブコアだけ交換するのもありだと思います。

 

3.弁が堅く、空気圧点検の頻度を改善できる

耐熱バルブは従来のノーマルバルブと比べて弁が固くできてきます。

そのためタイヤ交換時にバルブコアも替えて空気を充填していくわけですが、空気が入りにくい。

かなりの圧をかけて空気を充填していきます。
※SSに設置してある空気入れで十分に空気圧充填できるので時間はかかりますが問題ありません。
※自転車の場合だと手動のやつはシュコシュコするやつは少し大変になるかも…。

でも、これで経年劣化していく中でパカパカと緩くなることもなく、空気圧を安定させます。そのためこれまでちょくちょく空気圧点検していた方はその煩わしさから解放されます。

 

最後に

どうですか、ちょっと気になったでしょ。

この耐熱バルブコア交換ですが、弊社では現在の時点(2022/09/08)宿河原給油所でのみ行っております。

価格は770円/台。タイヤ交換サービスなどで神奈川でも有数のタイヤ交換台数を積み上げている実績ある店舗なので技術はもちろんお墨付き。

楽天カーサービス、タイヤフッド、Autoway、グリピットなど多くのタイヤ交換サービスの提携店となっているので、少しでも安くタイヤ交換したいというお客様は弊社のほぼ全店舗(セルフ川崎大島除く)で行えますので、是非ご利用ください!

 

 

 

 

 

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今関商会

1952年創業の今関商会の三代目。 大学卒業後、出光興産(株)の東海支店にてガソリンスタンドの現場から販売促進課、工業用潤滑油課、販売店担当などを経て退社。 2013年より、実家である(株)今関商会に入社。 趣味はNFL鑑賞と筋トレ 2児の父でもあります。 会社ではSS現場やブログ、Facebook、instagram等、SNSの更新も行っています。

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