2019年08月27日

月刊出光昭和シェル2019年7月号に掲載された弊社今関商会インタビュー【全文】

今関商会

「人間尊重」の思いはそのままにセルフに挑戦、新時代のSSへ

陸・海・空に事業を展開
人と人との繋がりを大切に

自動車だけでなく航空燃料や漁船などへの給油、京浜工業地帯の工場のオイル交換など、陸・海・空にわたって幅広い事業を手掛ける今関商会。創業者は現社長のお父様で、出光佐三店主とのお付き合いが長く、「人間尊重」の思いを直に受け継いだ方です。

今関商会の根幹にあるのは、三条からなる「我が社の信条」。今関社長は、信条に込められた思いやビジネスに対する考え方を、繰り返し従業員の皆さんに話しています。給料袋には、社長直筆で、努力をねぎらう「褒めカード」や、注意点が書かれた「イエローカード」が入っていることも。正社員の割合や定着率が高く、従業員のお子さんが入社することも多い、人情味あふれる会社です。

「社長に好奇心がなくなったらおしまい」と、新しい商業施設によく足を運び、完成を磨いて、常に新しいビジネスのヒントを探す今関社長。従業員にも視野を広く持ってもらうため、社外セミナーなど異業種交流の機会を与えています。

セルフ化でお客様に新たな価値を
失敗を恐れずにチャレンジする。

創業以来67年、フルサービスにこだわってきましたが、今年12月からセルフ化に踏み切ります。社長の息子の一裕さんは「普段セルフを好んで利用するお客様でも、旅行の前など点検のニーズが生まれるタイミングは必ずあります。セルフとフルサービスのSSを、お客様に使い分けていただきたい」と話します。
「石油元売会社が再編成されて業界が変化していく今、これからのSSではサービスの差別化が重要になります」と話す今関社長。灯油などの重い買い物が負担になる年配の方に御用聞きサービスができないか、SSを地域情報の発信基地としてはどうかなど斬新なアイデアが次々と飛び出します。「SSは地場産業。地域との繋がりや公共性の高さを生かし、お客様のニーズを分析すればもっといろいろなことができるのでは。新しい発想で失敗を恐れずチャレンジし、もっと面白い未来のSSをつくっていってほしい」と出光昭和シェルへの期待を語ってくださいました。

The following two tabs change content below.

今関商会

1952年創業の今関商会の三代目。 大学卒業後、出光興産(株)の東海支店にてガソリンスタンドの現場から販売促進課、工業用潤滑油課、販売店担当などを経て退社。 2013年より、実家である(株)今関商会に入社。 趣味はNFL鑑賞と筋トレ 2児の父でもあります。 会社ではSS現場やブログ、Facebook、instagram等、SNSの更新も行っています。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL