2015年10月21日

バックトゥザフューチャーで有名なデロリアン(DMC-12)が現代ではEV車になってる驚愕の事実

このブログを書いた2015年10月21日は、あの”Back to the future 2″(1989年公開) でいう“未来”の日なんですね。

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出典:naver

そして誰もが欲しかったであろう、ホバーボード
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まさかレクサスから発表されるとは思いもしませんでしたね。
というか実現されるとすら思いませんでした。
ホバーボード

さて、この映画に登場するタイムマシンといえば

デロリアン
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出典:fukufuku-project.jp

このデロリアンは実際に存在する車で、”デロリアン・モーター・カンパニー”というアメリカの自動車メーカーが販売していました。創業したのは当時ゼネラルモーターズの副社長だったジョン・ザッカリー・デロリアン。しかし残念ながら創業した1975年から経つこと7年後の1982年にこのデロリアン以外のモデルを発表することなく会社は解散してしまいました。

ちなみにこのデロリアン、正式な名前は「DMC-12」
この車の特徴は以下のとおり

長い開発期間を経て1981年に登場した同社唯一のモデル『DMC-12』は、イタルデザインのジョルジェット・ジウジアーロがデザインし、ロータス・カーズがメカニカル設計を請け負った。

リアに積まれるエンジン

バックボーンフレーム上にFRPボディーを載せる構造はロータスが得意とした手法であるが、メンテナンスフリーをも狙って外部全体を無塗装ステンレスで覆った。表面は加工時のサンドペーパーの傷をそのまま残したヘアラインとなっている。なお車高や最低地上高が高いのは、当時の法的基準におけるヘッドランプの高さを満たすためと、北米の道路事情を配慮した実用性確保のためである。

エンジンはプジョー・ルノー・ボルボが乗用車用に共同開発したPRV型、V型6気筒SOHC2,849ccをフランスで製造したもので、これを後部に搭載するリアエンジンレイアウト(RR)を採った。このパワートレインとレイアウトは、トランスミッションの歯車比やエンジンのチューニングは異なるものの、アルピーヌ・ルノーA310・V6とも共通する。このエンジンは当初90°バンクのV型8気筒として設計されていたが、1973年のオイルショックの影響で出力よりも経済性を重視せざるを得なくなり、そのままのバンク角で2気筒を切り落とした経緯を持つ実用型である。

前宣伝の効果も手伝って、多くのバックオーダーをかかえる中でのスタートとなり、初年度は約6,500台を販売するなど売り上げは好調であった。この時期はターボチャージャーの搭載や、4枚ガルウイングドアの4座仕様などの追加計画もあったが、発売価格が2万5,000ドル. 現在の価値で$64,852ドル.[1](これを当時の為替レートで計算すると約1600万円)と高額であったことや、大量のキャンセルなどから、翌年以降はたちまち売り上げ不振に陥った。

また北アイルランドへの工場誘致の条件として交付されていたイギリス政府からの補助金が停止された。後にエンロンの会計監査も行ったアーサー・アンダーセンが、デロリアン社の資金を社長ジョン・デロリアンが私的に流用するなどしたことを黙認していたことがマスメディアの調査などで明らかになっている。

さらに1982年10月19日に、社長のジョン・デロリアンがコカイン所持容疑で逮捕されるスキャンダルが発生したことにより(後に無罪)、会社は資金繰りが立ち行かなくなり、倒産に至った[2][3]

DMC-12の短い生産期間中には風変わりなバージョンも製造された。1981年モデルの最後を締めくくったのが2台の純金パネル仕様車で(1台12万5,000ドル. 現在の価値で$324,259ドル.という)、1台は現在もネバダ州リノのNational Auto Museumに展示、もう1台はテキサス州のSnyder Bankに展示されていたが2004年頃に撤去された。なお、最後に製造された車も純金パネルであったが、これは宝くじのような富くじ方式で一般人の手に渡った。

最終生産車が作られたのは工場閉鎖後のことで、工場に残っていたパーツ等で1982年12月24日に作られた4台が一般向け生産の最後となった。最終的に8,583台が製造されたと見られているが、500台が調整用として確保されたため実質8,083台と思われる。 wikipediaより抜粋

ただし、このデロリアンは倒産した後ステファン・ウェインという人物がその設備を取得し、現在もそのパーツを購入者に供給しているっていうんだから驚き!!

で、もっと驚きなのが2011年にウェイン氏がベンチャーEVメーカー・Epic EV と協力し、DMC-12を2013年までにEV化して生産する計画を発表し、現在はEV車として販売されているって事!!!

ちなみに日本国内では改造されたデロリアンも存在しているようで

日本EVクラブ広島支部が広島国際学院大学自動車短期大学部内に場所を借り、DMC-12を電気自動車に改造するプロジェクトを実行。リチウムイオンバッテリーを搭載し、2009年3月11日に車検を通してナンバーを取得した。
wikipediaより抜粋

って事らしいです。

ちなみにデロリアン・モーター・カンパニーは現在も存在しており、ちゃんとHPもあります。
※整備などはもちろん、中古車販売をしているみたいです。

車高も1140mmで低いから駐車場探しにも苦労しないだろうし。
中古車の価格は$30,000~って事なので360万くらいで買えるみたいです。
フェラーリやポルシェ、ライカンなどの高級車とはまた違う意味で夢のある車なので余裕のある方には是非おススメしたいですね。
でもアメリカのテキサスにあるようなので、日本国内には海路で運ぶ必要がありますけどね。
※ライカンってなんだ??って思った方はコチラをクリック!

あー誰かデロリアンで給油に来て洗車してくれないかなー。
洗車代、自腹切ってもいいから。
そうしたら洗車場まで運転できるのに。

なーんて事を考えながら今日も皆様の御来店をお待ちしております。

お辞儀

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1952年創業の今関商会の三代目。 大学卒業後、出光興産(株)の東海支店にてガソリンスタンドの現場から販売促進課、工業用潤滑油課、販売店担当などを経て退社。 2013年より、実家である(株)今関商会に入社。 趣味はNFL鑑賞と筋トレ 2児の父でもあります。 会社ではSS現場やブログ、Facebook、instagram等、SNSの更新も行っています。

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