2017年10月30日

【2017年冬、最新スタッドレス比較】BLIZZAK VRX2ブリヂストン・Ice GUARD6+ヨコハマタイヤ・WinterMaxx02ダンロップを試乗会で比較してきました!

昨年も書いた、このスタッドレス試乗会のブログなんですが通算アクセス数で全体4位に入るアクセス数で結構人気です。

 

あとスタッドレスを買おうか、買い替えようか、どうしようか悩んでいる方はこちらも読んでいただけると参考になると思います。

 

で、今回は

今年新発売の

BLIZZAK VRX2 (ブリヂストン) ⇒ 新商品

ice GUARD6 (ヨコハマタイヤ) ⇒ 新商品

WinterMaxx02 (ダンロップ) ⇒ 昨年と同じ

 

を試乗してきました。

会場とテストコース、試乗方法は昨年と一緒です。

違ったのは、試乗車がNボックスからフィットに変わったくらいですかね。

 

 

あぁ、あと

 

 

 

写真・動画撮影がほぼダメになりました(笑)

 

 

 

これまで書いたブログで使っている写真などは全て許可とってるので問題ないはずなんですが、、、。

 

毎回撮ってたあの3輪車の写真もダメだって言われたのは驚きましたけどね。

 

会場:新横浜スケートセンター

 

もちろんスケートセンターとして有名なんですが、ドラマのロケ地にもなっていて

キムタク主演のアイスホッケードラマ「プライド」で使用されていました。

 

テストコース

写真を見ていただくとわかりますが、3台をタイミングをずらして走らせて、それぞれのタイヤを体感していく試乗会です。


※この写真は昨年撮影したものです。

 

コースは

試乗方法

1.停止した状態から車に乗り、発進・出足の良さを体感しながらスタート地点に向かう。

2.スタート地点で一度完全停止した後、アクセルを踏み込み、ブレーキ地点でブレーキを踏んでブレーキの効きを体感する

ブレーキの効きですが、スタート地点でアクセルをベタ踏みしてからブレーキをかけています。そのため通常の雪道では考えられないようなスピードで走行しているため若干滑ります。今回はそのブレーキ後、どれだけ停車するのに距離が発生しないかを基準として“ブレーキの効き”についてお伝えします。

3.8の字コースを走行し、カーブでの安定感を体感した後に元の停車位置に戻して終了

 

 

評価方法

 

満足(5) ⇔ ほぼ満足(4) ⇔ 普通(3) ⇒ やや不満(2) ⇒ 不満(1)

 

の5段階評価です。

では、比較結果をお伝えいたしましょう。

 

ウィンターマックス02 by DUNLOP

私が試乗した第一号車です。評価としては

 

発進・出足の良さ:3

ブレーキの効き:3

カーブでの安定感:3

総合評価:3

 

としました。

 

いつもの通り、最初に乗ったこのタイヤを基準に他の2種類を評価していこうと思います。

 

基準にするために”3″という評価にしたんですが、試乗方法#2で直線にはいってアクセルべた踏みからのブレーキを踏んだ際にリアが左に振れましたね。これは少し驚きました。
(大体スピードは15km/hくらい)

 

あと、相変わらずと言ったら失礼なんですがカーブで若干膨らみます。そりゃ昨年と同じタイヤなので変わらないですよね。

 

まぁ無理やりフォローしている感が出てしまいますが、降雪地帯ではない都心でこんな過酷な路面状況での走行はほとんどないでしょうから心配いらないと思います。これが長野とかにウィンターレジャーに行くとかなると話は別ですけどね。

 

 

ブリザック VRX2 by ブリヂストン

VRXとしては4年ぶりとなる最新モデルとなるVRX2です。4年でそんなに性能変わったの?って気になるところなんですが、そこらへんはまた別の機会にブログで書きたいと思います。

 

で、今日の試乗結果はというと

 

発進・出足の良さ:4

ブレーキの効き:4

カーブでの安定感:5

総合評価:4.3

 

昨年まさかのABS作動でわからなかったブレーキの効きですが、結果としては

 

 

普通

 

 

でした。

 

スタッドレスタイヤですからね、やっぱブレーキ性能が最も重要視するところなのである意味、

 

 

しっかり止まってもらわないと困る

 

 

っていうのが本音です。

 

 

まぁそんな中でその前に乗ったタイヤでリアが振れたので、その後に乗ったこのタイヤは自動的に評価は上がりますよね。

 

で、今回の試乗会ではっきり差が体感できたのは

 

 

カーブでの安定感

 

 

ですね。

 

専門っぽくいうと

 

 

氷上旋回性能

 

 

ってやつです。

 

ブレーキ性能が悪くないことはわかっていたので、少し強めにアクセル踏んで8の字走行に入ったんですが膨らむこともなく、しっかりとハンドルをきったとおりに曲がってくれました。

 

これはイイ意味で驚きでした。

 

iceGuard6 by ヨコハマタイヤ

そして最後に乗ったのはヨコハマタイヤが9月に発表したiceGUARD06です。

ブリヂストンと同時期に出たヨコハマタイヤの最新スタッドレスタイヤです。

試乗評価としては

 

発進・出足の良さ:4

ブレーキの効き:4

カーブでの安定感:4

総合評価:4

 

です。

 

VRX2と比較しても、全体的にそこまで遜色ありません。カーブの安定性で若干の優劣がついたかなって感じですが、それ以外ではほぼ同等だと感じました。

 

 

スピンオフ

実は今回、氷上での試乗会以外で野外での(っていってもただの公道だけど)試乗もありました。その意図としては

 

シーズンオフに履いていたとしても、どこまで快適か?夏タイヤと遜色ないのか?

 

っていう事の比較だと思います。

 

そこで使われたのは

ECOPIA (EP150)

VRX2

NEXTRY

 

の3種類です。

ぶっちゃけ比較するための走行距離にしては短いし、一時停止もあったりでたいした比較にはならないんですが、ざっくり評価すると

 

VRX2 ≧ ECOPIA(EP150) > NEXTRY

 

です。

つまりVRX2に冬履き替えて、そろそろ暖かくなってきたしって事でEP150と同等レベルに履き替えると若干乗り心地が悪くなるって事ですね。

 

でも、EP150を取り扱っているお店は少ないんじゃないかな?

 

ECOPIAシリーズはNH100に切り替わっているはずなので、もし現在履いているタイヤがECOPIA(NH100)シリーズだったら問題ないです。

 

 

最後に

今回の評価はあくまでも主観によるもので、それを裏付けるデータとかそういうものはありません。あくまでも私が運転したうえで感じたものをそのまま文章にしているだけです。

 

それにしても今年の夏は暑い日も多かったですが、それと同じくらい雨の日も多くて変な夏でしたね。そんな今年の冬がどんな冬になるのか全く見当つきません。

 

ただ

 

雪が降っていない ≠ スタッドレスタイヤは必要ない

 

という事は理解してください。

 

雪が降らなくても冬は寒いです。交通量の多い道路は凍結していないかもしれませんが、

 

坂道、日影、橋の上、トンネルの出入り口

 

は凍結しやすいので注意が必要です。

 

またタイヤメーカーさんの啓蒙活動の効果もあってか都内(非降雪地域)でのスタッドレスタイヤ保有率は31%を超えており、走っている車の約3台に1台がスタッドレスタイヤをしっかりと冬に向けて準備しているという結果の表れでもあります。

 

今回新発売となったVRX2は、寒いシーズンの前後でもタイヤの性能は純正装着タイヤ以上ありますから冬到来前の10~11月くらいに履き替えても問題ありません!!

 

そうだ、そういえば10~11月は今関商会で

 

タイヤのキャンペーン

 

やってまーす!!

 

この機会にVRX2だけでなく他の夏タイヤなどの購入、買替も検討していただければと思います!!

The following two tabs change content below.

今関商会

1952年創業の今関商会の三代目。 大学卒業後、出光興産(株)の東海支店にてガソリンスタンドの現場から販売促進課、工業用潤滑油課、販売店担当などを経て退社。 2013年より、実家である(株)今関商会に入社。 趣味はNFL鑑賞と筋トレ 2児の父でもあります。 会社ではSS現場やブログ、Facebook、instagram等、SNSの更新も行っています。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL