2019年04月09日

元号も平成から令和に変わるし、紙幣も変わる。

平成から令和へ

元号が平成から令和に変わる。スマホで“れいわ”って打つと“令和”ってすぐに変換されるようすでにアジャストされているのに比べて、PCは例話だったり零羽とか出てきたりするので、こんなところにスマホの更新の速さを感じたりする。

それにしても元号は廃止でもいいとかっていう意見を聞きますけど、なんだかちょっと違うんじゃないかなーという気がします。もちろんそういう意見はあってもいいと思うんですけど、なんだかんだ2019年間、日本という国が存在して時代によってその存在意義は変わるけど天皇がそこに密接に関係してきての2019年なわけで。その天皇が次の天皇に変わる時に元号も変わっていて。

ちなみに、この“令和”という元号は248番目の元号なんですけど、じゃあ逆に一番最初の元号はというと“大化”なんですね。

そう、あの大化の改新の“大化”です。wikipediaによれば、


大化の改新(たいかのかいしん)は、飛鳥時代の孝徳天皇2年(大化2年)春正月甲子朔(西暦646年)に発布された改新の詔に基づく政治的改革。改新の詔は、ヤマト政権の土地・人民支配の体制(氏姓制度)を廃止し、天皇を中心とする律令国家成立を目指す内容となっている。
この政治改革は、皇極天皇の皇居における蘇我入鹿暗殺により、当時天皇を次々と擁立したり廃したりするほど権勢を誇っていた蘇我氏を滅亡させた乙巳の変(いっしのへん、おっしのへん)から始まった。当初、難波高津宮以来、再び飛鳥から難波への形式上の遷都が行われたが、改革そのものは、天皇ではなく、皇極太上天皇とその親友とされる中臣鎌足(内臣)の主導のもと、年若い両皇子(中大兄、大海人)の協力によって推進された。
この改革によって豪族を中心とした政治から天皇中心の政治へと移り変わったとされている。また「大化」は日本最初の元号である。この改革により、「日本」という国号と「天皇」という称号の使用が始まったとされる。

wikipediaより

で、まぁ確かにシステムとかで西暦に統一したほうがいいんじゃないかとかは私も思います。現に今回だって平成31年は2019年4月末までで、令和元年が2019年12月末までなワケです。で、2020年1月にはもう令和2年になっていてなんかもう色々面倒くさい。

今回みたいに天皇が崩御されずに譲位するのが、これからの通例になるのなら1月1日から新元号にしてくれ!次の子が生まれた時に令和何年なんだろう?とか確定申告の時に西暦じゃなくて元号で!みたいなのがスゲー面倒くさいんですよ。会社の沿革とかも弊社は昭和27年創業なんですけど、昭和27年って事は昭和が実質63年までで今年が平成31年だから

63-27+31=67年!!

みたいな計算を頭の中でしなくちゃいけないくて、面倒!!これが創業1952年なんですって流れなら

2019-1952=67年!!

って一発なわけですよ。で昔と違って海外の方とかも増えてきているわけだから対外的に発信していくようなHPだったり、提出するような資料は西暦で!!って思います。

ただ常に自分の心の中には、昭和〇〇年生まれとかっていう日本人的な“何か”は持っていたいと思います。

それにしても昭和生まれの私としては、すでに昭和と平成、令和を生きることになるんですが、下手すると令和の次まで生きたとしたら4つくらいの時代を生きることになるんですね。

で、なんとなく明治から令和までの即位した年齢と期間を調べてみました。

  • 明治:天皇即位(15歳)1867年~1912年(45年間)
  • 大正:天皇即位(33歳)1912年~1926年(14年間)
  • 昭和:天皇即位(25歳)1926年~1989年(63年間)
  • 平成:天皇即位(56歳)1989年~2019年(30年間)譲位による退位
  • 令和:天皇即位(59歳)2019年~

不謹慎な話ですけどね、令和も平成と同じくらいの期間だとしたら、十分私が4元号を生きる可能性は高いですね。

あと今回の譲位に関しては、これまで天皇陛下の崩御によって日本全体が喪に服す重い雰囲気の中で新元号が発表されるっていう流れでしたけど、今回みたいな生前譲位だと全く逆の雰囲気で、令和って発表されたすぐに令和Tシャツとか販売されてたし、経済にとってプラスに働いてる気がします。号外をメルカリとかで売るやつはイマイチ理解できないですけどね。

紙幣も刷新されるんだって

今朝のニュース見て驚きましたけどね!

元号も変わってお札のデザインも変わるのか!!って思ってたら、一新されるのは2024年くらいになるそうですね。

で、これまでは


一万円:(表)福沢諭吉 (裏)鳳凰像 
 五千円:(表)樋口一葉 (裏)燕子花図  
   千円:(表)野口英世 (裏)富士山と桜 

2024年以降は新札として

一万円:(表)渋沢栄一 (裏)東京駅
五千円: (表)津田梅子 (裏)藤の花
  千円: (表)北里柴三郎 (裏) 富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」

一万円の渋沢栄一は


渋沢 栄一は江戸時代の武士、官僚、実業家。第一国立銀行や東京証券取引所、一橋大学、東京経済大学などといった多種多様な企業、学校の設立・経営に関わり、「日本資本主義の父」ともいわれる。武蔵国榛沢郡血洗島村出身。正二位勲一等子爵。雅号は青淵

wikipediaより

で五千円の津田梅子は

津田 梅子は、日本の教育者。日本における女子教育の先駆者と評価される。女子英学塾創立者。 初名はうめで、明治35年に漢字表記に改めて「梅子」とした。 

wikipediaより

千円札の北里柴三郎は

北里 柴三郎は、日本の医学者・細菌学者である。貴族院議員・従二位・勲一等・男爵・医学博士。 ペスト菌の発見や破傷風の治療法開発など感染症医学の発展に貢献した。

wikipediaより

なんとなく明治以降に活躍した文化人というか政治家というか教育者がピックアップされた感じですね。

で、お札だけかと思ったら、まさかの500円玉もデザイン変わらないものの、これまで1色だったのが2色になるので今以上に偽造しにくくなるんでしょう。

それにしても、また両替機から精算機、自販機とかの入替とか大変だなーって一瞬思ったけど、もしかして狙いはそこじゃなくて電子マネーの普及かもね。

偽造紙幣とか偽造硬貨なんて日本人は滅多にやらないと思うし(たまにコピーで印刷したのをコンビニとかで使うやべぇ奴がいるみたいだけど)。

こうやって少しでも電子マネーを普及させていくんでしょうね。

電子マネーだけじゃなくて、色んな行政とかの電子化をもっと積極的に推進してほしいけど。エストニアくらいまでいくと、それはそれでヤバイ気もするけどね。

まぁでも、来月から令和になったり、2020年にオリンピックが開催されたり、2024年にお札が新札に変わったりしてなんだか時代が変わっていくのを感じます。平成になった時は私、まだ5歳とかですからね。

弊社も4月で68年目を迎えたので、あと32年で100周年!なんとなく令和から新元号になるタイミングと創業100周年が合致するといいなーと思いながら、まずは今年1年頑張っていこうと思います。

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今関商会

1952年創業の今関商会の三代目。 大学卒業後、出光興産(株)の東海支店にてガソリンスタンドの現場から販売促進課、工業用潤滑油課、販売店担当などを経て退社。 2013年より、実家である(株)今関商会に入社。 趣味はNFL鑑賞と筋トレ 2児の父でもあります。 会社ではSS現場やブログ、Facebook、instagram等、SNSの更新も行っています。

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