この違いがわかりますか?ブレーキランプ・ストップランプ・テールランプ・ハイマウントストップランプ
ブレーキランプが5回点滅したから「ア・イ・シ・テ・ル」のサインかと思ったら、ただのポンピングブレーキだった、そんな今日この頃。
みなさん、いかがお過ごしですか?
こんだけ寒いし、雪が降ったり路面が凍結してたらそりゃポンピングブレーキしますよ。
事故ると色々面倒だし。
面倒だった話はこちら
・保険のありがたみがよくわかる!!経験者が語る自損事故の話
・保険のありがたみがよくわかる!!経験者が語る自損事故の話 Part.2
・おかえり、マイカー
さて今回はブレーキランプについてお話したいと思います。
まず、
今乗られている車のブレーキランプが切れていないって断言できますか?
セルフスタンドを利用される方が増えたこともあり、フルサービスのガソリンスタンドスタッフのような第三者がわざわざ確認してくれる機会も減ったため、よくブレーキランプが切れている車を見かけます。
もし、「わかんない」とか「しらない」とか「I don’t know」っていう方がいたら、誰でもいいから二人一組になって“ブレーキを踏む人”と“ブレーキランプがついているのを確認する人”にわかれて確認してください。ペアが組めない人は、そこらへんで体育座りしながら一人じゃんけんでもしててください。鏡を使うとか近くを歩いてる人に声をかけて確認してみてください。「変な人に声をかけられた」っていう事案があがるか、運命の人に出会うか、ただ素直に確認してくれるかのどれかだと思います。※性善説派なので「断られる」っていう選択肢はないです。まぁとにかく工夫して確認してください。
なんでかって?
整備不良とみなされ、減点や罰金の対象になるからです。
免許:1点減点
罰則:3ヶ月以下の懲役または、5万円以下の罰金
罰金:原付でも5,000円~
ね、こんな事で減点だ罰金だってなったら勿体無いでしょ。
そう、もったいないといえばこの人、ワンガリ・マータイさん(2回目の登場)
初登場はコチラ
まぁ、そんなワケでちゃんと確認しましょう。
あとテールライト・テールランプ・ブレーキランプ・ストップランプ・尾灯の区別が意外とついていない方が多いようなので下に書いておきます。
- ヘッドライトと連動して点灯するのが、テールライト
- テールライトの別名は、テールランプ
- テールランプは日本語で、尾灯
- あしたのジョーの主題歌と言えば、尾藤イサオ
- ヘッドライト・テールライトは、中島みゆき
- ブレーキを踏むと5倍の光量で点灯するのは、ブレーキランプ
- ブレーキを5回踏むと「ア・イ・シ・テ・ル」のサイン
- これはドリカム
- ブレーキランプの別名は、ストップランプ
- アラジンといえば魔法のランプ
- ブレーキランプは日本語で、制動灯
- 日本で2006年から10人未満の乗用車に義務付けられたのは、ハイマウントストップランプ
このハイマウントストップランプは追突事故防止策の一つとして1985年にアメリカで義務付けられたんですが、事故件数減少に一役買ったという研究結果もあれば大して影響はないという研究結果もあって、その効果がどこまでなのかは不明です。
というのも、その長所と短所が
長所
後続車のドライバーの目の高さでハイマウントストップランプが点灯することで、より効果的に制動をアピールすることができる。また、車体後部中心線の上部に設置されたハイマウントストップランプと、左右のブレーキランプとで3角形を構成することで、見るものに高さと面を意識させ存在感を強調することができる。これらのことはいくつかの実験でも確認されており、各国での設置義務化の大きな根拠となっている。
テールランプとは完全に独立して点灯するため、特に夜間走行時において、「通常、光っていない箇所がブレーキング時のみ点灯する」という、後続車からの視認性を上げるうえでの大きな長所がある。これは特にテールランプとブレーキランプを兼用している車種において、夜間走行時の安全性を向上させることができる。また、遠距離からの視認性も向上するため、特に高速道路での走行時、安全性向上に寄与する。
ハイマウントストップランプの設置義務化をいち早く決定したアメリカでは、後部方向指示器(ウインカー)とブレーキランプ/テールランプの兼用が許可されており(日欧においては既に禁止されている)、そういった車種の場合、ハイマウントストップランプの装備によって視認性の一定の確保が見込まれる。
例外的な場合だが、左右のブレーキランプが玉切れや故障、あるいは破損などで点灯しなくなっていても、ハイマウントストップランプが無事ならば、後続車への制動アピールは辛うじて確保できる(無論、その状態は整備不良であり、いち早く解消しなければならない)。wikipediaより抜粋
短所
特にハッチバック型の小型車において、パネルの接合部を目隠しできることから、リアピラー部を覆うように高い位置に尾灯を装備する車種がある。その場合、夜間において後続車からハイマウントストップランプを含むブレーキランプの点灯を視認した際、遠近法から実際より車間距離が遠く見え、追突の可能性が逆に高まる危険性がある。なおこの場合、できるだけ低い位置に同じ幅で反射板を装備することで面としての距離感が与えられるため、危険性を軽減できるとされる。また、そのように設計された車種もある。
車種によっては、車室内のリアトレイ後端に設置されたハイマウントストップランプそのものによってドライバーからの後方視界を遮っている場合がある(リアトレイに弁当箱を置いているのと同じ状態)。それを避けるために、リアウインドウ上端または下端・あるいはトランクリッド後端部に細長いLEDユニットを埋め込む形で設置し後方視界の邪魔にならないよう配慮した設計の車種もある(主に高級車)。
後続車のドライバーの目の高さでランプが点灯するため、特に夜間の渋滞時などは後続ドライバーの目を刺激し、疲労を招く場合がある。指向性の強いLED採用ランプの場合、その傾向は高まる。wikipediaより抜粋
と書いてあるんですが、
長所:夜間走行時において、「通常、光っていない箇所がブレーキング時のみ点灯する」という、後続車からの視認性を上げる
短所:夜間の渋滞時などは後続ドライバーの目を刺激し、疲労を招く場合がある
じゃあ、もしだよ、
大雪が降ったせいで車は長い列で、どこまでも続く赤いテールランプとハイマウントストップランプは綺麗なんだけど、結果として後続ドライバーの目を刺激し、疲労を招くって事だよね。
THE 虎舞龍!!
でも、やっぱりこの一文は気になる、、、。
遠近法から実際より車間距離が遠く見え、追突の可能性が逆に高まる危険性がある
でも大丈夫!!最近の車はすごいから!!
スバル アイサイト搭載車の事故件数、非搭載車の6割減…追突事故は8割減
なんていう記事も出ていて、本当にこういった単独型の自動運転機能はスゴイ!!と驚くばかりです。
たぶんこういった機能が続々開発されて、標準装備になりはじめたことも2015年の交通事故発生件数の減少に一役買っていると思います。
485,410件(前年同期比▲31,786)
最後に
弊社ではもちろんブレーキランプの交換をはじめ、様々な一般整備を行っております。
ちなみにブレーキランプの交換料金は電球のサイズなどによって前後しますが、最安値で
864円~(工賃込)
で交換することができます。
まずは店頭でブレーキランプがきれていないかどうかだけでも点検しに来ていただければと思います。
今関商会
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