2020年03月05日

多摩区にリニューアルオープンした宿河原給油所の記事が燃料油脂新聞に掲載されました!

宿河原給油所

今関商会宿河原SS 川崎市内初スプリット 2月22日リニューアル

【川崎市=神奈川】

 出光興産販売店の今関商会(本社:川崎市川崎区・今関康裕社長)は2月22日、フルサービスで運営していた宿河原SS(同市多摩区宿河原・今関一裕取締役所長)をスプリット式へ変更、リニューアルオープンした。川崎市内でスプリットSSの出店は今回が初めてとなる。

 同SSはリニューアル工事のため3週間休業。計量機とPOSの入れ替えや店外精算機の新設、サービスルームを一新する改装などを行った。計量機はこれまでの5基から4基へと集約化を図り、タツノ製セルフ向け6本マルチ2基とフル向け6本マルチ1基に変更配置した。POSと店外精算機はNEC製。サービスルームは共用スペースだった一部を間仕切りし、冬タイヤ保管場所を新設した。

 またセルフ式を加えたことにより営業時間を改定し、セルフ給油が午前7時~午後10時、アテンド給油が平日午前7時~午後7時と日祝日午前8時~午後6時とした。燃料油価格はセルフ・フル間にリッター5円差を設けている。施設の主な概要は敷地面積約1500平方メートル、レギュラー30キロリットル、ハイオク20キロリットル、軽油20キロリットル、灯油20キロリットル。

 今関取締役は、スプリット式を採用した背景として「配達需要が十分にあることや商圏の高齢者率が高いこと、従来から掛け比率が高いSS事情を前提と考えた。さらに建設業者が多く買い求める携行缶給油にも対応し続けるためにフル仕様は残しておきたかった」との見解を示す。

 また運営面については「営業効率化と人員配置の最適化を図る観点でセルフ使用にはメリットがある。今後もメンテナンスを重視した地域拠点として、地元ニーズに対し総合的役割を果たすSSにしたい。郊外型スプリットモデルSSのモデルケールとなる好例店を目指す」と抱負を語る。